フランソワ・オゾン
『スイミング・プール』(2003 仏/英)

なんだかんだって、シャーロット・ランプリングのファンだから、ばっちりヘア全裸シーンありーの、って、いまどきそんなことで騒ぐんじゃないの、メッ(-_-)

でもですね、リュディヴィーヌ・サニエのからだを存分に見せられると、いくらシャーロット・ランプリングとはいえ、さすがに勝ち目はないです。かのスイミング・プールのプール・サイドでつま先から順に脚をなめるようにカメラが上がっていくシーン、まずはサニエ。生つば、ごっくん。こんなにもいいからだだったのだ。『8人の女たち』では並み居る女優、それも半端じゃない女優連中の間では、そう目立つ存在じゃなかったのに。可愛いだけじゃだめかしら(笑) いや、あの映画では、ボクはエマニュエル・ベアールばっかり見てたのだ。だって、ファンなんだもん。ところが今回はランプリングと、はっきりいうとタイバンはったわけで、それが負けてないんだよねぇ。

あ、そうそう、そのプールサイドでのつま先からの話ですが、サニエのあとにランプリングも同じようにカメラが上がっていくんだけど、さすがにね、脚のラインはサニエの圧勝ですよ。ちょっとシャーロットには気の毒な勝負。でもな、シャーロットのおっぱい、崩れてないんだよ。確かにサニエのほうが大きくて張りもあるんだけど、貧乳好き、あるいはラインの細い女が好きなボクとしては、ランプリングのおっぱいのほうが好き。だけど、だけど、首筋のしわが気になる....。でもこの二人の表裏一体感が、ふふふふっ

と、こんなことばっかり書いてると、あんた何見に行っとんやと言われそうです(^_^;) で、ずばり面白い! 話の展開が二重三重構造になっていて、ぼやぼやしてたらまんまと騙される。熟年のミステリー作家サラ・モートン(シャーロット・ランプリング)と、彼女の出版社の編集長ジョン(チャールズ・ダンス)は、ありがちなことで、アレだったのですよ。ところが、ジョンのほうが冷めてきていて...なんてことは、暗にほのめかしてるだけですが、ポイントはここですね。あとはネタばれになるからやめとこ。と言いながら、書いてしまいますが...

彼氏のほうが冷めてきた、だからサラは肉体的にもミステリー作家としても欲求不満にはまってきている。そうそうサラが皿を(ごめんなさいm(__)m)ガチャガチャいわせる音や、ドアをばったーんと閉める音、そうした生活の音が必要以上にうるさく聞こえて、その欲求不満をかきたてる。夜中にフォアグラを盗み食いして、ワインを水増しするなんて、最高に笑える。年齢的にやばくなり始めた女を演じるシャーロットがいい。と、考えたら、ラストの謎解きというか、煙に巻いて、はいさようならというのも、納得できるでしょ。サスペンスに見せかけて、女、とくにとうのたった女を描きたかったのですね。そこらあたり若い女性が見たらどうなんでしょうね。さすがにボクも、そのような年齢に到達しちゃってるから(^_^;)

余談ですが、ジュリーが拾ってくる男達の描き方ってさすがゲイのオゾン監督ならでは。もういやらしい映像(汁) はたしてジュリー(リュディヴィーヌ・サニエ)って娘はナニモノでしょう(笑)

SWIMMING POOL

監 督 フランソワ・オゾン
制 作 オリヴィエ・デルボスク / マルク・ミソニエ
脚 本 フランソワ・オゾン / エマニュエル・ベルンエイム
撮 影 ヨリック・ルソー
音 楽 フィリップ・ロンビ
出 演 シャーロット・ランプリング / リュディヴィーヌ・サニエ / チャールズ・ダンス / ジャン=マリー・ラムール / マルク・ファヨール / ミレイユ・モセ
★★★★☆
2004年07月10日(土)