森山大道
『犬の記憶 終章』(2001 朝日新聞社)

『犬の記憶』から10年ほどおいて、朝日カメラ?に連載された。内容的には大差はなくて、時間軸でなく空間によって再構成されている。さすがに『犬の記憶』ほどの息詰まるほどの迫真感はないけれど、「路上」をボクに再び意識させる手応えは十分すぎる。「ヨコスカ」なんか何度読んでもすごいやね。

ボク自身の横須賀経験は、カップスのころから行こう行こうと思っていながらずっと行けずにいて、やっと2000年のこと。へっ、ここがかのドブ板?と思いたくなるほどの変貌ぶりだった。遅れに遅れた、しまったという感がする。大道の「ヨコスカ」読んでると口惜しくて仕方ないって。

2003年01月09日(火)